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人を「育てる」ということ

経営の神様といわれた松下幸之助さんは、「人を育てる」ということに力を注いでいた

自分が経営者で、
自分一人で出来ることって限られていると思います。

でも、従業員さんが1人いたら倍の仕事をこなせます。
10人いたら10倍です。

まちがいなく人手不足になっていくこの国で、
今、「人材教育」や「人を生かす経営」にシフトしていない会社があるとすれば、
どんどん苦しい展開になっていくのは明らかです。


●人を育てるには、気の遠くなるような年月がいるでしょう。
 そして、どんなに優しくしても平気で裏切るかもしれません。
 ⇒ それでも人を育てる者としての優しさが必要なのです。

●愛情をもって言い続けても、部下はうるさがり、受け容れないかもしれません。
 ⇒ それでも愛情を持って言い続けるのです。

●ようやく育てたと思った途端、
 部下は途中で辞表を出したり、実際辞めたりするでしょう。
 ⇒ それでもあきらめずに次の人を育てるのです。

●心を込めて指示しても部下は無責任な気持ちで聴いているかもしれません。
 言っても言っても効果がないように思うでしょう。
 ⇒ それでも根気よく指示をするのです。

●今迄自分は本気で人を育てたが、いつも裏切られてばかりで
 もうこれ以上傷つくのは嫌だと思っているかもしれません。
 ⇒ それでも人を育てる者として、傷つくことから逃げてはいけないのです。

●人を育てるには、お金もかかり時間もかかる。
 その割にはあまり効果がないからやめようと諦めているかもしれません。
 ⇒ それでも諦めずに人を育てる者として、
   お金をかけ心をかけ時間をかけるのです。

●こんな人手不足の時に人を育てる余裕はない。
 気持ちはあるけど売上に響くから出来ない。
 ⇒ それでも人の育成を優先するのです。

●十回言って駄目なら百回、
 それでも駄目なら千回諦めずに育て続けてこそ人は育つのです。丹精こめる。
 ⇒ 全ての生きものはそうやって育っていくのです


何よりも大切な投資は、自分への投資、そして人への投資。
人と同じくらい頑張ってたとしても、抜け出せるはずがありませんよね!
「人を育てる」

2020年10月17日