生まれたばかりの赤ちゃんは、
「公が大事」という精神はありません。
自我のみで、お腹がすいたら泣き、眠くてグズり、
おむつを替えてもらいたくてまた泣き、
世話をしてくれる人の気持ちなどは考えません。
そういう成長期に身近な親が、
われ先にと車の運転や買い物時や日常の会話の中で
「自分さえ良ければいい」という考え方を見せていたら、
子供もそうなっていきます。
そして大人になったとき、本来ならば自我からの脱却、
公の精神を持っているべきときに、「自分さえ良ければいい」
という幼稚な考え方の大人になってしまいます。
自分さえ良ければいいという考え方では、
だんだん孤独になりますよね。